| 9月号 / 撫子 −ナデシコ− |
| 暦のうえではもう秋に入りましたが、まだまだ暑さは残っています。 屋外のガーデニングの際にはくれぐれも熱射病対策の帽子と、水分補給を忘れないでください。 さて、今月の特集は枕草子や源氏物語などにも出てくる秋の七草の一つ『撫子−なでしこ−』です。 ![]() ■語源・花言葉・特徴 春〜秋にかけて咲くなでしこは、ナデシコ科の一年草で、原産は欧州中南部で、英語ではピンクというそうです。 別名を河原撫子(かわらなでしこ)とも言うように、本来は、日当たりのいい河原や、山野に咲いているようです。 なでしこは、漢字で書く撫子と書き、そこから「撫でてあげたい可愛くて愛しい子」が語源だそうです。 背丈は10cm〜40cmほどのものまであり、品種は100種類を超えるそうです。 ![]() ■育て方 種を蒔く場合は、寒くなる前に大苗にした方が、暖かくなってからの花つきいいので、9月下旬までにまいてあげ、苗を購入する場合は、霜がくる前に植えつけて、しっかり根を張らしておきましょう。 種や苗を購入してきたら、用土を用意します。 なでしこは、苗が突然枯れてしまう「立ち枯れ病」にかかりやすい植物なので、用土はしっかり消毒するか、無菌の用土を使用しましょう。 水はけのいい、有機質に富んだ土がいいでしょう。 種や苗を植え終わったら、常に日光の当たる、風通しのいい場所で管理します。冬場は、霜に注意します。 もともと乾燥気味を好む植物なので水遣りは、土が乾いたらたっぷり与える、を徹底します。あまりやりすぎると根腐れの原因となりますから気をつけましょう。 ![]() 肥料は、植え付けの際に、元肥を施し成長を見ながら週に1回液体肥料を与えてもいいでしょう。 花後の管理は、葉が黄色く枯れてきたらこまめに取り除くようにし、種が出来てしまわないように、枝を切り詰めると新芽を出して次の年も花が咲きます。 比較的育てやすい植物ですし、様々な花色が楽しめて、お庭の可愛いアクセントになるはずです。 △ガーデンコラムトップ |