8月号 / 向日葵 & 紫陽花
 7月24日に近畿地方も梅雨明けになり、ついに夏がやってきました。

 今月の特集は、夏の暑さにも負けない元気な『ひまわり』『アサガオ』を特集します。


【向日葵:ヒマワリ】
■語源・花言葉・特徴
 ヒマワリは、北アメリカが原産のキク科の一年草です。
 別名サンフラワー(太陽の花)とも呼ばれているように、 その名前の由来は、花が日(太陽)に向いてまわるとされているところ『ヒマワリ』となったようです。
 花言葉は、『あなたを見つめる』『敬慕』などといわれています。

 雨が降っても、風が吹いても、太陽に向かってひたすら咲き続けるヒマワリは、太陽に向かって大きく成長し、 その背丈は2〜3メートルにもなります。
 一本だけでも、その花の大きさで存在感バツグンのヒマワリですが、花の大きさは30センチの大輪のものから、 5センチ程の小輪のものまであります。

■育て方
 種まきは、4月から6月頃にかけて行います。
 小さな鉢を用意し、培養土などの土を入れて、1センチの穴を2、3箇所あけて、 3粒程の種をその中にいれて土をかけます。
 2段目位まで葉が出てきたら、元気なものを1本だけ残して間引きします。

 日当たりと風通しのよい場所で育て、水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。
 つぼみが出てきたら植え替える場所を決めて、根を崩さないように優しく行って下さい。
 何本か一緒に植える時は、15センチ程間隔をあけて、つぼみの向きを揃えて植え替えます。
 本葉が出てきたら、追肥を与えます。与えすぎると大きくなりすぎますので、週に1回程度で様子をみながら行って下さい。

 花が終わったら、来年の為に種を採取しましょう。
 花がダラリと下向きにたれてきたら、茎ごと花を切り落として風通りのよい日陰に干して乾燥させます。
 充分乾いたら種を採り、来年の為に涼しく暗い場所に保管しておいて下さい。


【朝顔:アサガオ】
 アサガオもまた、ヒマワリと並ぶ夏の風物詩です。
 夏休みのこの時期になると、庭先に、小学生が観察用で育てているアサガオのプランターをよく見かけます。

■特徴
 アサガオは東中国、東アジア原産の双子葉植物合弁花、ツル性、ヒルガオ科の一年草です。
 元々は、漢方薬として日本に入ってきたそうで、日本で最も発達した園芸植物といわれています。
 背丈は20センチ〜2メートルのものまであります。

 アサガオの魅力の一つは、朝にしか咲かないことでしょう。
 但し、これは夏だけだそうです。
 アサガオには日没から10時間後に花を咲かせるという生体時計が備わっています。
 ですから、冬が近づき日没が早まるにつれ、花が咲く時間も早くなるというわけです。
 真夜中にアサガオが咲くこともあるそうです。

■語源・花言葉
 名前の由来は花の開花時間が朝だけなのでこの名前で呼ばれていて、別名もモーニンググローリー(アサガオ)とされています。
 花言葉は、朝に咲いて散ることから、『はかない恋』といわれています。
 また、ツルが巻きつくことから、『偉大なる友情』ともいわれています。

■育て方
 種まきは5月頃に行います。
 種は植える一晩前に水につけておきます。
 鉢に、赤玉土、腐葉土、川砂など水はけがいいものを用意して、肥料などを混ぜます。
 1センチの穴を2、3箇所あけて、3粒程の種をその中にいれて土をかけます。

 発芽したら一つの鉢に4本くらいを植え替えます。
 ツルが伸びてきたら、誘引してあげます。
 アサガオのツルは左側へ向く習性がありますから、誘引するときは、左へ巻きつけてあげましょう。

 置き場所は、日当たりのいい場所を選び、水遣りは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えて下さい。
 花が終わったら、種を採取します。
 採取した種はよく乾燥させて、涼しく暗い場所に来年まで保管します。


 今月特集した『ひまわり』『アサガオ』は、どちらも一つの花からたくさん種が採れますし、 自分で種まきから楽しむことができるのも魅力の一つです。

 お友達やお子様の育てた花の種を少しいただいて、涼しく暗い場所に保管し、 来年5月頃にまいてみると綺麗な花を咲かせて、来年の夏の訪れを教えてくれることでしょう。


 私達人間にとって、真夏の炎天下がとても厳しいのと同じで、植物にも夏の日差しに強いものもあれば、弱いものもあります。
 夏場は特に、植物の置き場所や水遣りにも気を配ってあげましょう。

 鉢植えの場合は、半日影になるような場所へ移動させたり、コンクリート上に直接植木鉢を置くのではなく、 レンガなど敷くだけで日差しの照り返し対策になります。
 水遣りは午前中や夕方などの日差しの強い時間を避けると根腐りを防止できます。

 その植物にあった季節の対策をきちんと行うことで、また元気な花を咲かせてくれるでしょう。


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